NPOホットライン信州様にインタビューさせていただきました
特定非営利活動法人 NPOホットライン信州様は、現在弊会が加盟フードバンク団体と連携して行っている「フードバンクこども応援プロジェクト」の参加団体です。今回は、弊会インターン生の合志と事務局の森が、専務理事の青木様にオンライン上でお話を伺いました。
NPOホットライン信州様の年越し信州こども食堂(2024.12.30)の様子
インタビュー時の様子(インターン生 合志)
インタビュー内容
本プロジェクト期間や、平常時はどのようなご活動をされていますか。(合志)
青木さん:
私たちは、地域の行政や、社会福祉協議会、地元の企業様等と連携して、支援を必要としている方々へ食品を提供するフードバンク活動を行っております。また、共食(家族などと一緒に食事をとること。)のできるこども食堂へ食料の提供も行っております 。
また、松本市では、ショッピングセンターのバロー南松本店でこども食堂を月1回開催しております。1回に、およそ300名ほどの方にご参加いただいております。
NPOホットライン信州さんの活動において、最も大切にしていることは何ですか。(合志)
青木さん:
一番大事にしているのは、支援を必要としている方々との信頼関係の構築です。共食をすることで、信頼関係が生まれ、自己肯定感が高まり積極的に行動するようになりました。
例えば、孤立している親子が、食育活動や食料支援をきっかけに明るく元気になり、不登校から回復し「生き抜く力」が生まれてきました。
この活動を続けるための原動力は何ですか。(合志)
青木さん:
活動を通じて、共食や食育活動 をすることで、子どもたち親子の笑顔で元気な姿を見ることが一番の喜びです。親子の笑顔と元気こそが、この活動を続ける使命感が生まれます。それこそが私たちの原動力です。
こうした活動を支えるために、地域の人々の協力も不可欠です。みんなの支え合う心と力合わせをしながら、続けていきたいと思っています。
お忙しい中、お話しいただき誠にありがとうございました。(合志)
インタビューを終えての感想
今回のインタビューを担当させていただきましたインターン生の合志です。
今回、NPOホットライン信州で長年にわたりご活動されており経験豊富な青木様から貴重なお話をいただきました。NPOホットライン信州の活動が単なる食品の提供にとどまらず、地域全体の絆を強め、子どもたちにとって大きな支えとなっていることが伝わってきました。
信頼関係の構築や学校との連携を大切にし、困っている人々に手を差し伸べ続けるその姿勢に、私も勇気づけられました。今後のインターン活動においても、自分のアクションがお困りの方の一助となれるよう、精一杯取り組んでまいりたいと思います。
NPOホットライン信州様の取り組み
特定非営利活動法人 NPOホットライン信州様は、フードバンク活動の他に、24時間相談・面談同行支援とこども食堂事業に注力されており、子ども達と一緒に料理作りや炊き出し、ワークショップの開催、バルーンアートの配布や学びの場の提供など様々な企画を実施されております。
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