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フードバンクネット西埼玉様にインタビューさせていただきました

NPO法人フードバンクネット西埼玉様は、弊会が加盟フードバンク団体と連携して行っている「フードバンクこども応援全国プロジェクト」の参加団体です。今回は、弊会インターン生の櫻井と事務局の吉野がフードバンクネット西埼玉代表理事の丸茂様にオンライン上でお話を伺いました。


フードバンクネット西埼玉様の普段の活動の様子
フードバンクネット西埼玉様の普段の活動の様子

Q. 設立の経緯についてお伺いできますか(櫻井)

丸茂さん:

2015年の12月からフードバンク所沢という名前の任意団体として活動していました。生活の自立を目指す方のフォローとして、食品提供が必要な場面が多かったため、立ち上がったのがフードバンク所沢でした。その後、2017年7月にNPO法人格を取得して、フードバンクネット西埼玉として活動しています。


Q. 活動にあたって大切にしていることを教えてください(櫻井)

丸茂さん:

「もったいないをありがとうへ」というところを大切にしています。その他に大切にしていることは、いつでも食べ物がもらえること、それが生きる権利を守ることという理念です。食べることは命に直結することであるため、命を守る活動であるという思いをより一層大切に活動していこうと思っています。


Q. 普段の活動内容について教えてください(櫻井)

丸茂さん:

現在、埼玉西部地域の52団体が私たちのネットワークに参加しており、寄贈品が入った際にネットワーク参加団体さんにお知らせし、食品を分配しています。

フードドライブ活動では、市内の企業にも協力していただき、全部で15箇所ほど回収拠点を置いています。フードドライブは市民の方たちの参加で成り立つ活動ですので、今後も増やしながら活動していきたいです。


Q. 今回のプロジェクトでの具体的な活動と、印象的だったエピソードがあれば教えてください(櫻井)

丸茂さん:

私たちのネットワークに加盟している団体では、こども支援を行うパントリーやこども食堂に対して重点的に食品を提供したり、フードドライブ品を提供する頻度を上げています。

こども応援プロジェクトを実施している時期の活動の様子を写真で見ると、こちらもほっとします。一時の笑顔を見せられる瞬間を作ってあげられたのかなと感じます。


Q. 防災食料庫としての機能を重要視している印象を受けたのですが、その詳細を教えていただけますか(櫻井)

丸茂さん:

緊急で食品提供できるような機能があるとより良いと思い、ある程度の食品は常に倉庫にあるようにしています。また、ブランケットや防災用の雑貨も備蓄しています。何かあった時に皆さんの不安を取り除ける体制を整えております。


インタビュー時の様子(インターン生 櫻井)
インタビュー時の様子(インターン生 櫻井)

感想

今回のインタビューを担当させていただいた櫻井です。

フードバンクネット西埼玉様では、日々の食事だけでなく、災害に備えた取り組みも行っている部分が非常に印象的でした。

また、地域でのつながりを大切にされており、フードバンクはより良い社会形成を担う活動だと再認識するとともに、この取り組みを深く理解する有意義な時間でした。

お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。



NPO法人フードバンクネット西埼玉様の取り組み

フードバンクネット西埼玉様は、埼玉県所沢市を中心に、西部地域を対象エリアとして活動しているフードバンク団体です。

各地域に密着して活動している子ども食堂やフードパントリーなどの食支援活動団体を支える「中間支援」をメインに活動しておられます。

2023年現在、支援ネットワークに登録している団体は40団体です。そのうち、地域フードバンクが3団体となり、うち2団体はNPO法人格を取得しています。


NPO法人フードバンクネット西埼玉様の活動の詳細はこちら


 
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