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フードバンク山口様にインタビューさせていただきました

特定非営利活動法人フードバンク山口様は、現在弊会が加盟フードバンク団体と連携して行っている「フードバンクこども応援プロジェクト」の参加団体です。今回は、弊会インターン生の合志と事務局の森が、スタッフの林様にオンライン上でお話を伺いました。


フードバンク山口様のこども応援宅食便発送作業の様子


インタビュー時の様子 合志(インターン生)


インタビュー内容

今回のプロジェクトでは、どのような活動を行っていますか。(合志)


林さん:

今回のプロジェクトでは、地域の困窮する子育て家庭に食料支援を届ける活動を行っています。このプロジェクトの準備は数ヶ月前から始まり、企業や一般の方々に寄付や食品の寄贈を呼びかけるところから始まりました。寄贈を募ったあとも、支援先の募集も行い、適切な場所に食品を届けるための手配をするところまで行っています。


普段はどのような活動を行っているのか教えて下さい。(合志)


林さん:

フードバンク山口は、県内9つの拠点を通じて食品の寄付を受け取り、困窮者や子ども食堂への支援を行っています。各拠点ごとに、食品を必要な方に配布する活動が行っており、特に消費期限が近い食品や食べきれない食料品を一般家庭などから集めて、子ども食堂や民生委員、困窮者支援団体を通して支援を必要としている方々に届けています。

これらの活動を行うために、ボランティアの方々にもご協力いただいており、食品のチェックや整理作業を手伝ってくれるシニア層や大学生も多く参加しています。


この活動を続けていく上で、今後の課題となっていることはありますか。(合志)


林さん:

課題の一つに、活動の認知度向上と寄付・支援の促進が挙げられます。特に、企業からの寄付が少ないという現状があります。企業にとっては、フードバンクに寄付することで食品ロスを減らし、社会貢献を果たせる点がメリットですが、金銭的な寄付が少ないのが現実です。このような寄付の促進と、地域全体でフードバンクの活動に対する理解を深めてもらうための広報活動が今後の課題となっています。

またもう一つ、ボランティア活動の継続性の問題もあります。大学生やシニア層が参加してくださっている一方で、ボランティアの継続的な確保が難しく、持続的な人材の確保が大きな課題です。このため、今後はボランティアの定期的な募集と交流の機会を増やし、より多くの人々に活動への参加を促す方法を模索しています。


お忙しい中、貴重なお話をいただき誠にありがとうございました。(合志)


インタビューを終えての感想

今回のインタビューを担当させていただいたインターン生の合志です。

今回、フードバンク山口様のご活動が地域の困窮家庭や子ども食堂を支える重要な役割を果たしていることを知り、感銘を受けました。現場でご活動いただいているご経験からリアルな事情のお話もたくさんいただき、寄付の呼びかけやボランティア活動の継続的な確保が課題であることが印象的でした。

支援を必要な方に、一人でも多くの方に笑顔をお届けできるよう、今後のインターン活動も頑張りたいと思います。


特定非営利活動法人フードバンク山口様の取り組み

特定非営利活動法人フードバンク山口様は「フードバンクポスト」や学校や職場・イベント会場などに食材を持ち寄る「フードドライブ」活動等を通じ、集まった食品をお困りの方に登録団体を通じて提供しています。

 

特定非営利活動法人フードバンク山口様の活動の詳細はこちら

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