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フードバンクTAMA様にインタビューさせていただきました

 

NPO法人フードバンクTAMA様は、現在、弊会が加盟フードバンク団体と連携して行っている「フードバンクこども応援全国プロジェクト」の参加団体です。今回は、弊会インターン生の早川と事務局の森が、事務局長の芝田様にオンライン上でお話を伺いました。

 


フードバンクTAMA様

普段の活動の様子

 

今回のプロジェクトではどのような活動を行っていますか。(早川)

 

芝田様:

春、夏、冬の給食のない長期休み期間中に、子ども応援プロジェクトをやっておりますが、今回の冬のプロジェクトでは思い出づくりとして、ひとり親家庭にホールケーキをお配りしました。クラウドファンディングで資金を集めて、200個ほどを12月20~23日にかけて、お配りしました。ケーキをお配りした家庭の子どもたちから喜びの声をいただいております。

 

普段はどのような活動を行っていますか。(早川)

 

芝田様:

企業や一般家庭から寄贈いただいた食品を、ひとり親家庭へ配布することを最優先に行っております。また多摩地域で活動しているフードバンク団体の自立支援も行っております。多摩地域は小さな行政がたくさんあり、予算が少なく、人口も多いところと少ないところの差が大きいので、それぞれの規模に見合ったフードバンクを応援していきたいと思っています。

 

フードバンクTAMAさんは、なぜ子どもたちへの支援に力を入れているのでしょうか。(早川)

 

芝田様:

団体を立ち上げる際に、未来ある子どもたちへの支援を、物資の支援に限らず、それぞれの状況を知ったうえで、できるだけ要望に沿った支援活動をしていくことを決めたからです。

 

やりがいを感じられる場面があれば教えていただきたいです。(早川)

 

芝田様:

子どもたちの笑顔と喜びだけで十分です。色紙や感謝の手紙をもらった時も本当に嬉しいです。

また、全国フードバンク推進協議会様、各企業様からのご支援も大変ありがたく、ご支援に応えたいという気持ちで活動をしています。

また、多くの皆さまからご寄付も頂いており、感謝の思いで活動しています。

 

子ども無料塾や子ども食堂との連携はどのような形で行っておりますでしょうか。(早川)

 

芝田様:

基本的には私たちから支援が必要な団体を探して連絡をとったり、社会福祉協議会を通して連絡したりするのですが、今は私たちのことを知って皆様の方からどんどん連携の依頼がきております。連携している子ども食堂は、月1、2回ほど開催しているようで、子ども無料塾には、できる限りの支援を行っています。

高校への進学を諦めていた生徒に、教材を提供し1年間伴走したことで、希望した高校に入学できたという話などをお聞きし学習支援の大切さを強く感じています。

 

支援を必要としている家庭の子どもへの生活必需品のサポートではどのようなものを配布しておりますでしょうか。(早川)

 

芝田様:

いただいた寄付で足りないものは購入して提供をしたり、リサイクルショップやバザーで衣服や文房具が余っているというお話を聞くといただきます。衣類は洗ったものやクリーニングしたもの、文房具は新品のものか、中古品でも開封されていないものを配布しています。

 

また、食品を取りに来られるひとり親家庭の方々から、他にも困っているものがあるというお話を伺うので、企業様にお声がけして、社内でフードドライブを開催したりして収集しています。特に幼児のお洋服は、1年ごとに新しいものに変わるのでとても喜ばれます。

 

なぜ地域密着型の活動を行っているのでしょうか。地域密着型のメリットや魅力はどの

ようなものでしょうか。(早川)

 

芝田様:

顔の見える距離で必要なものを直接支援ができるところや、いただいたものをすぐに現場で渡せるというところにあります。総菜やパン、野菜や果物など、これは地域密着型でしかできないという思いで活動しています。

 

インタビュー時の様子(インターン生 早川)


インタビューを終えての感想

今回のインタビューを担当させていただいたインターン生の早川です。

子どもたちのために必要な生活環境の確保に尽力されている姿勢に胸を打たれました。

フードバンクTAMA様のおかげでたくさんの子どもたちの笑顔が増えたのだと思い、改めて素敵なご団体だと感じました。

私も、少しでも多く元気で笑顔な子どもたちが増えるよう、着用しなくなった服などをリサイクルショップに持っていくことから始めようと思います。

この度はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

 

NPO法人フードバンクTAMA様の取り組み

NPO法人フードバンクTAMA様は、未来を担う子どものための支援に注力しており、多摩地域の行政や社会福祉協議会などと連携をして、こども食堂や学習支援団体などへ食品や日用品の支援をおこなっております。

地域密着型、顔の見える支援を意識しており、支援を通じて生活困窮者の声に耳を傾けながら、幅広い支援に取り組まれております。

 

NPO法人フードバンクTAMA様の活動の詳細はこちら

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