認定NPO法人セカンドハーベスト京都様が主催する「京都フードパントリーシンポジウム」に代表理事の米山が登壇いたしました
10月31日(木)に、認定NPO法人セカンドハーベスト京都様が主催する「京都フードパントリーシンポジウム」に、弊会代表理事の米山が登壇させていただき、後半はパネルディスカッションのファシリテーターも担当させていただきました。
認定NPO法人セカンドハーベスト京都:https://www.2hkyoto.org/
パネルディスカッションでは、京都府内のフードパントリーをどうやって増やしていくか?をテーマにディスカッションしました。
ディスカッションの中で地域でパントリー団体を増やす案として、以下のような意見がでました。
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・パントリーのネットワーク団体の存在が特に重要。新設パントリー団体の立ち上げ支援、普及・啓発、食品提供、食品配送網の整備、中継拠点の設置、ルール作りなど、多様な役割が求められる。
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・フードバンク団体等、フードパントリー団体に食品を提供できる団体が存在していること。(やる気があっても食品がなければ活動できない。新設団体に食品を提供できる仕組みは新規参入のハードルを下げる)
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・行政のコミット。行政の信頼性を活かした企業への食品提供依頼、パントリー団体育成のための財政支援。
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・フードパントリーの地域での認知度が低い場合や、パントリーの主体になりやすい子ども食堂が少ない地域では、誰かが普及啓発しないと広がらない。その際は関心のある市民、関係者向けのイベントで賛同者を増やしていくことが有効。
フードバンク団体としては、食品の供給力を高めることが結果としてフードパントリー新設の後押しになることが分かりました。
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私たちも全国組織としても、国内フードバンク活動の推進に向け、さらに地域のフードバンク団体様への食品提供を拡大していかなくてはと思いました。