休眠預金事業の実行団体様および弊会加盟団体様へ視察に行ってきました

全国フードバンク推進協議会では2023年度休眠預金事業で、資金分配団体として「生活困窮世帯に対する緊急食料支援及び冷凍食品の取扱拡大事業」を行っております。6月から実行団体への視察を実施しており、7月、8月に続き訪問させていただきました。

訪問させていただいた団体様をお写真とともに紹介させていただきます。

NPO法人フードバンク福岡様

NPO法人フードバンク福岡様は、福岡市内で障害者施設、無料塾、高齢者の施設、子供食堂、生活困窮者支援団体等幅広く食品提供をおこなっている団体です。

食品企業様とは食品寄贈だけではなく、社員研修の一環として社員の方が訪れることも多いようで、良好な信頼関係を築かれている様子を伺うことができました。また、冷凍食品の受け入れ体制も整備されており、取扱量も順調で多くの提供先へ支援をされていました。

倉庫での活動の様子/フードバンク福岡の皆様との写真　　　　　　　　　

NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン様

NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン様は、北九州市及びその近郊において、「フードバンク事業」「ファミリーサポート事業」「地域子ども支援事業」「災害発生時の総合的支援事業」「普及啓発事業」といった食品ロス削減という環境アプローチと食料として必要な人に届けるという福祉アプローチを活動の柱に置き、食料を必要な人に届けている団体です。

子育て世帯支援活動、子ども食堂など地域活動の拠点施設「つきだテラス」に訪問させていただきました。

スタッフの皆様は施設利用者様と何気ない言葉を交わすことやコミュニケーションを取られているそうで、食品の提供だけではなく人と人との繋がりを大切にされてる様子を伺うことができました。

また、食品だけではなく衣類や日用品等の寄贈品も多く揃っていました。

つきだテラスでの打合せの様子/フードバンク北九州ライフアゲインの皆様との写真

上記の実行団体様の他、加盟団体様にも訪問させていただきました。

NPO法人フードバンク飯塚様

NPO法人フードバンク飯塚様は、個人、企業、団体、行政、農業生産者など多くの方々からご寄付をいただいた食材を、必要とされる方々にお渡ししており、生活困窮者やひとり親世帯への毎月食品配布、地域の子ども食堂立ち上げ支援や食品提供、フードドライブ啓発・活動、フードパントリーを行っている団体です。

食品の保管状況や企業様との連携等、活動状況についてお話しを伺うことができました。

また、加盟団体様としてのご意見やご相談事項等も直接お聞きすることができました。オンラインでのやり取りが増えておりましたが、直接お会いすることでお互いを知れることもたくさんあり貴重な時間となりました。

現在の活動状況についてお聞きしました/フードバンク飯塚の皆様との写真

視察のご協力いただいた皆様に御礼申し上げますとともに、今後も加盟団体の皆様および実行団体の皆様がより良い活動ができるよう取り組んでまいります。