「フードバンク団体を起点とした、ケアリーバーへの支援スキームの共有」アンケートおよびオンライン研修会を開催しました
2月27日に弊会加盟団体向けに、ケアリーバー支援のオンライン研修会を開催いたしました。
ケアリーバーとは、社会的養護(児童養護施設、里親、 児童自立支援施設など)の措置が解除され社会的養護のケアを離れた若者のことをいいます。
その若者たちが施設退所後、経済的な困窮を抱え、社会的孤立し、日常生活で困難を抱えるケースが多くなっています。
2月27日に行った研修では、ケアリーバーの置かれた厳しい環境や社会課題の説明に加え、モデル事業を進めている認定NPO法人フードバンク山梨様とNPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン様に取り組み内容や課題等をお話しいただきました。
また、本事業の委託先である日立製作所様にご協力いただき、ケアリーバーを支援するためにモデル事業で構築したフードバンク団体と福祉施設との情報連携の仕組みについて共有させていただきました。
ケアリーバーが置かれている状況は、非常に深刻かつ社会課題として十分に認知されていないという現状があります。
今後もこのような社会課題に光を当てるとともに、引き続き現地のフードバンク団体様と連携して、ケアリーバー支援に取り組んでいきます。