「食品ロス削減推進法案」が成立しました
「食品ロスの削減の推進に関する法律案」が5月24日の参院本会議で可決、成立しました。
全国フードバンク推進協議会では、これまで長期間に渡って法案の成立に向け積極的なアドボカシー活動を実施してきました。
当日、弊会では関係者と共に参議院本会議を傍聴しており、10時に開会した参議院本会議にて「食品ロスの削減の推進に関する法律案」が賛成221、反対0の全会一致で可決、成立いたしました。
本法案には、食品ロスの削減に関する項目のほか、フードバンクと行政との連携の強化、行政からフードバンクへの支援、フードバンクへの食品の提供に伴う責任のあり方に関する調査、検討など、フードバンク活動への支援も盛り込まれているため、弊会では新法の成立を歓迎しております。
5月24日(金)参議院本会議終了後、国会議事堂前にて
超党派の国会議員の皆様のご尽力無しには、今国会での早期成立の実現はありませんでした。成立まで長期間に渡ってご尽力いただきました国会議員の皆様に、深く感謝申し上げます。
また、弊会では当日の本会議終了後の12時から、ご尽力いただいた国会議員の先生方をお招きして、衆議院第2議員会館で緊急の記者会見を行い、これまでの取り組みや今後の展望などについてお話を伺いました。
法案成立後の緊急記者会見
本日は日本のフードバンク業界にとって歴史的な日になりました。
フードバンク活動の推進にあたっては、これからが本当のスタートだと考えております。
弊会では法律の成立を喜び歓迎しつつも、これまで以上に気持ちを引き締めて、国内フードバンク活動の推進に取り組んで参ります。
最後に、法案の成立にご尽力いただいた国会議員の皆様、全国のフードバンク団体、NPO団体の皆様に改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。