「未来応援ネットワーク事業」に採択
全国フードバンク推進協議会は、子供の未来応援基金における「平成28年度未来応援ネットワーク事業」に採択されました。本会以外にも各地のフードバンク団体が5団体採択されています。
現在子どもの貧困対策を推進すべく、平成27年4月に「子供の未来応援国民運動」が始まり、日本財団、内閣府、文部科学省、厚生労働省などが連携し、子どもの貧困対策の推進に取組んでいます。
この国民運動の一環として、平成27年10月より一般の個人や企業からの寄付を募る「子供の未来応援基金」が日本財団に設置されました。
「子供の未来応援基金」では、「未来応援ネットワーク事業」として貧困状況にある子供等に寄り添って、草の根で支援を行なっているNPO等に助成支援が行われています。
「未来応援ネットワーク事業」に採択された全国フードバンク推進協議会では、今後以下の活動に取り組みます。
①ノウハウ支援
フードバンク団体などの子どもの貧困問題に取り組む団体に対して、スカイプ等を活用したノウハウ支援、研修会の開催、直接訪問によるノウハウ支援。
②全国フードドライブキャンペーンなどの広報活動
全国各地のフードバンク団体で時期を合わせて全国的な フードドライブ(一般市民から食品を集める取り組み)キャン ペーンの実施。
③食品企業と全国各地のフードバンク団体とのマッチング
食品企業に対して食品の寄贈を要請し、寄贈される食品を全国各地のフードバンク団体とのマッチングを実施。
「未来応援ネットワーク事業」は、貧困状態にある子ども達を支援することを目的とした、一般の企業や個人の皆様からの寄付が財源となっています。
全国フードバンク推進協議会では、基金にご寄付いただいた企業や個人の皆様からの期待に応え、貧困状態の子ども達を支援するために活動の推進に取り組んで参ります。
また、11月8日には総理大臣官邸で「子供の未来応援国民運動一周年の集い」が開催され、安倍総理をはじめ、国民運動にご協力いただいている企業の皆様、全国フードバンク推進協議会も含め、子供の未来応援基金による支援先団体などが多数参加されました。