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フードバンク岩手様にインタビューさせていただきました

認定NPO法人フードバンク岩手様は、現在、弊会が加盟フードバンク団体と連携して行っている「フードバンクこども応援全国プロジェクト」の参加団体です。今回は、弊会インターン生の後藤と事務局の小林が、フードバンク岩手様の副理事兼事務局長である阿部様にオンライン上でお話を伺いました。



フードバンク岩手様の普段の活動の様子



インタビュー時の様子 左:後藤(インターン生)、右:小林(事務局)



インタビュー内容



今回のプロジェクト期間(7月~8月)では具体的にどのような活動を予定されてますか(後藤)


阿部さん:


夏休みや冬休み、給食がなくなってしまうタイミングで子どもたちの成長を助けるために企業や民間の方から食品の寄付を受け、民生児童委員さんにお願いして、食品を提供するための申請書を小中学生のいらっしゃる世帯に配布してもらい、世帯構成に合わせた食品をお届けします。



プロジェクトではない通常時はどのような活動をされていますか。(後藤)


阿部さん:


他の団体さんと同じように子ども食堂、地域食堂、児童養護施設、学習支援団体等の団体を介して利用者さんに食品を提供しています。施設にお渡しする活動の他に緊急的な食料支援の面でいうと、行政や社会福祉協議会に生活相談の窓口があり、そこで相談を受けた中から支援が必要だと判断された場合、私達の団体に支援依頼が来て、食品を届けるという活動があります。昨年度は1219件の依頼をいただきました。また、見守りが必要な世帯に定期的に食品送る「見守り事業」としての活動があり、こちらは昨年度480件、合計して1699件の依頼をいただきました。ちなみに昨年度のフードバンクこども応援全国プロジェクトでは1039世帯に食品をお届けしました。



利用者の方からの声で印象に残っている言葉があれば教えてください。(後藤)


阿部さん:


フードバンク岩手は直接利用者さんにお渡しするのではなく、団体を介して食品を提供しているため、利用者さんとお会いする機会が少なくあまりそのような声を頂く機会はないですが、今回のこども応援プロジェクト等は、学生ボランティアの方々にお手伝いをしてもらっているんです。学生の中には過去に支援を受けた方もおり、これまでお世話になったから、何か手伝いたい、将来食料支援に携わる仕事がしたいとの声を頂き、私達の想いが伝わったと感じました。



お忙しい中、インタビューご協力いただきありがとうございました。(後藤)



インタビューを終えての感想


今回のインタビューを担当させていただいたインターン生の後藤です。


インタビューさせていただきお話を聞く中で、阿部さんのプロジェクトへの熱意を感じました。食料に困る家庭を少しでも救いたい、そんな想いがひしひしと伝わり、私もより熱心に取り組もうと思いました。貴重な経験となりました。




認定NPO法人フードバンク岩手様の取り組み


フードバンク岩手様は、市民・企業・団体より、食品の寄付を受け、生活に困っている方へ行政・社会福祉協議会を通じてお渡しされています。他にも児童養護施設・子ども食堂や子どもの学習支援団体等、災害発生時など無償の食品提供を取り組んでいらっしゃいます。

現在実施している「フードバンクこども応援プロジェクト」には、7月1日から8月31日にかけて参加いただきます。


認定NPO法人フードバンク岩手様の活動の詳細はこちら

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