令和6年能登半島地震・豪雨
フードバンク緊急支援活動を
行っています
全国フードバンク推進協議会では、発災翌日から関係者が被災地域を訪れ、被災地域の自治体やフードバンク団体等と連携し支援ニーズの把握等初動対応に取り組みました。被災状況の大きさから長期的な支援が必要になると判断したため、1月5日に現場からの支援ニーズに基づいた緊急支援活動を実施することを決定しました。
さらに2024年9月22日からの豪雨災害を受けて、災害支援団体と連携して、避難所などへ緊急的な物資提供も開始いたしました。
地震の緊急支援活動の継続及び豪雨の緊急支援活動の実施に伴い支援金の受付を行っています。
*寄付金の使いみちについて
皆様からのご寄付は、被災地のニーズに基づき、食料、水、衛生用品等を自治体や避難所、在宅避難者へ届けるための配送費や現地フードバンク団体への応援スタッフの派遣費用など、緊急的な支援に活用します。また発災直後の緊急支援以降は、現地団体を中心に被災された方々の長期的な生活支援を実施します。
・水、食料、衛生用品などを被災地に緊急支援として届けるための配送費
・その他被災地のニーズに応じた支援
・発災直後の緊急支援以降の現地団体を中心とする被災者の長期的な生活支援
・支援に伴う事務局の運営費
また、寄付金に余剰が生じた場合は、次の災害時の対応や全国各地のフードバンクが取り組む防災・減災事業への支援に活用させていただきます。
皆様からの温かいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
🔳全国フードバンク推進協議会の支援を応援する
🔳地震緊急支援活動レポート
2024年1月1日に石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。
これを受け、全国フードバンク推進協議会は全国の加盟フードバンク団体や被災地域のフードバンク団体と協力し、緊急支援を実施しています。
◆3月21日~22日
弊会代表理事の米山が穴水町に設けた拠点に訪問し、支援物資の搬入等の作業を行いました。
搬入作業の様子
奥能登では地域によっては家庭や福祉施設で洗濯ができない場合があり、お風呂に入った際に使用したタオルを洗濯できないという課題があります。
そのような状況への対応として今回は、使い捨てのウェットタオルの搬入を行いました。
今回は以下の団体様にご協力いただきました。
応援スタッフの派遣
・NPOホットライン信州様
・いしかわフードバンク・ネット様
物資提供にご協力
・認定NPO法人ハーモニーネット未来様
・NPO法人フードバンクイコロさっぽろ様
・フードバンクちば様
・NPO法人フードバンクとくしま様
・認定NPO法人フードバンク湘南様
今後も行政や社会福祉協議会、災害支援団体の関係者の皆様と連携し、現地の支援ニーズに基づいた支援を行ってまいります。
ご協力いただいた団体様
◆3月4日~6日
前回に引き続き加盟フードバンク関係者にご協力いただきながら、穴水町の拠点の整備を行いました。
寄贈品搬入の様子
今回は以下の団体様にご協力いただきました。
・いしかわフードバンクネット様
・新潟県フードバンク連絡協議会様
・NPO法人POPOLO様
・フードバンクちば様
・フードバンクしばた様
・フードバンクかりわ様
清掃や棚の設置、支援物資の搬入、仕分け、支援団体様への物資の提供等を行いました。
フードバンクのと事業所
ご寄贈いただいた生活用品
ご寄贈いただいた食料品
穴水町の拠点は、「フードバンクのと事業所」として活動を開始しています。
今回の訪問では、町役場にて開催されました「災害情報会議」に参加させていただき、被災地の支援ニーズなどについて現状の把握に努めました。
今後も行政や社会福祉協議会、災害支援団体の関係者の皆様と連携し、現地の支援ニーズに基づいた支援を行ってまいります。
◆2月27日~28日
弊会代表理事の米山が、穴水町にお借りした支援拠点に行きました。
支援拠点の整備の様子
今回の訪問では、複数の加盟フードバンク団体の方にご協力いただき、支援拠点の整備に加え、
支援物資の搬入を開始しました。
今後はさらに、全国のフードバンク団体からの支援物資の受け入れを強化していきます。
支援物資搬入の様子
緊急期の集中的な支援ももちろん重要ですが、将来的には支援が届きにくい状況にある在宅避難の方や、仮設住宅にいらっしゃる方に対する長期的なサポートも重要になります。
◆2月21日~22日
1月に引き続き、弊会代表理事の米山が穴水町に行きました。
今回の訪問では、今後の被災地支援の拠点となる物件を穴水町にてお借りし、支援物資の受け入れに向けた準備作業を行いました。
穴水町にお借りした支援拠点の様子
3月以降には、全国のフードバンク団体からの支援物資の受け入れを開始する予定です。
◆1月24日~25日
弊会代表理事の米山が穴水町、輪島市、珠洲市に行きました。
今回の目的は中長期的な支援活動を行うための拠点の確保と、被災地域の自治体や支援団体のニーズの再確認です。
穴水町の拠点候補の倉庫の視察
輪島市、珠洲市では、避難所や市役所に行きました。
輪島市役所庁舎
指定避難所においては概ね支援物資は足りているようでしたが、在宅避難者や車中泊等、様々な理由により指定避難所に避難することが難しい方への支援は行き届いているかどうかは不明瞭な状況でした。
被災地域での支援活動では、このような支援が届きにくいところへ支援を届けることのできる仕組みづくりや、今後の中長期的な生活再建フェーズに向けた体制整備が重要となります。
◆1月6日
被災地域の自治体からの支援要請に基づき、加盟団体である認定NPO法人フードバンク山梨に支援物資の珠洲市への発送を依頼しました。
飲料水などのプッシュ型の支援が届きつつあり、下着やタオルなどが不足している状況であるという自治体関係者からのニーズに基づき、認定NPO法人フードバンク山梨からは、タオル5,000枚、下着・靴下が男女400枚、ゴミを捨てるためのゴミ袋2,000枚、身体拭き用ウェットティッシュなどを車両に積み込み、被災地に向け出発しました。
被災地までの道路は亀裂が多く、土砂崩れなども見られます。
輪島市から珠洲市では建物の倒壊も多く見られ、改めて被害状況の大きさを感じます。
珠洲市の支援物資の一時保管場所に到着後は、他県から応援に来られた行政関係の方々と協力しながら、支援物資の搬出作業を行いました。
■豪雨緊急支援活動レポート
2024年9月21日に石川県能登地域で豪雨災害が発生しました。これを受け、全国フードバンク推進協議会は全国の加盟フードバンク団体や被災地域のフードバンク団体と協力し、緊急支援を実施しています。
能登半島地震に続き、今回の豪雨災害でも能登地域の広範囲で甚大な被害が出ています。
冠水した輪島市の様子
能登半島の爪痕が残る中、水害に見舞われた輪島市の様子
◆9月22日~23日